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豊川悦司が「20世紀少年」完結で「現役を引退します」

2009年7月29日 12:00

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試写会で見た人も、もう一度劇場へお越しください
試写会で見た人も、もう一度劇場へお越しください

[映画.com ニュース] 浦沢直樹の人気コミックの映画化「20世紀少年 最終章/ぼくらの旗」(堤幸彦監督)の完成披露試写会が、7月28日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の唐沢寿明豊川悦司常盤貴子らが舞台挨拶を行った。

昨年8月の「第1章」、今年1月公開の「第2章」と足かけ1年に渡って続いた3部作のラストを飾る本作は、「ともだち」に支配された世界を取り戻すため、ケンヂ(唐沢)やオッチョ(豊川)、ユキジ(常盤)らによる最後の戦いが描かれる。原作者の浦沢が自ら脚本に参加し、原作とは異なる結末が用意されている。そのため、今回の完成披露も含めて、公開前に行われる試写会はすべてラスト約10分がカットされた状態で行われ、劇場公開されるまで誰もそのラストを見ることができないという宣伝手法を取っている。

1年がかりの3部作が遂に完結
1年がかりの3部作が遂に完結

約3000人の観客が見守る中登場した唐沢は、前2作に比べて「よりエンターテインメント性が増して、どこを見てもラストシーンなんじゃないかと思うくらい」と自信を語り、豊川も「3部作で一番いい出来」と太鼓判。続けて豊川は「今日で僕たちも現役を引退しますが、『20世紀少年』の名は永遠に残ると思います。唐沢さんの後に挨拶するのもこれで最後かと思うと、やっと気持ちが楽になりました(笑)」と話して笑いを誘った。

また、一緒に登壇した原作・脚本の浦沢も「お勧めできる名画が誕生した。原作者が言うのだから間違いない」と自信満々に映画版「20世紀少年」をアピール。最後は3部作の最後ということもあり、唐沢に頼まれた豊川の音頭で観客とともに三本締めを行い、舞台挨拶を締めくくった。「20世紀少年 最終章/ぼくらの旗」は8月29日公開。

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