「グリーン・ホーネット」カトー役に、韓国人俳優クォン・サンウ!
2009年7月28日 12:00
[映画.com ニュース] 韓国の大スターであるクォン・サンウが、ミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン脚本・主演のアクション・コメディ映画「グリーン・ホーネット」のカトー役の出演オファーを受けていたことが分かった。
今月17日にソニー・ピクチャーズから同作の出演オファーを受けたクォン・サンウは、急遽、米ロサンゼルスへ。24日朝に韓国に帰国するまでの約1週間で、別のハリウッド超大作の打ち合わせもこなしたようで、「2つの作品のミーティングを行い、オーディションを受けた」と帰国後に語っており、「カトー役で出演するか否かは8月中に最終決定される。カギは英語のセリフだ」と述べている。同作は9月からクランクイン予定だ。
このカトー役は、60年代のTVドラマでブルース・リーが演じた当たり役。企画当初から、香港のチャウ・シンチー(「少林サッカー」「カンフーハッスル」)に白羽の矢が立てられたが降板したため、アジア人俳優のキャスティングが急務となっていた。
クォン・サンウはオーディションの際、ブリット・リード役のローゲンが何度かアドリブを見せたため、即席で英語コーチをつけて、テストを繰り返したという。英語の他に、マーシャルアーツ系のアクションも重要なポイントとなるが、彼は「火山高」「マルチュク青春通り」で披露済みだ。