南明奈、人生最大の恐怖体験はバナナボート!?「呪怨」お祓いイベント
2009年6月25日 12:00
[映画.com ニュース] 99年に発売されたビデオ版が口コミで評判となり、以後、劇場版、ハリウッド・リメイク版を含め計6本が製作された「呪怨」シリーズ。その最新作となる「呪怨/白い老女」「呪怨/黒い少女」のお祓い&大ヒット祈願イベントが6月24日、東京・銀座の東映本社試写室で行われ、「白い老女」に主演する南明奈と、2作のキーとなる謎の白塗り少年、俊雄くんが登場した。
「白い老女」は、一家惨殺事件により親友を失ったあかね(南)の前に、その親友が姿を現すというストーリー。同時上映の「黒い少女」では、生まれてくることができなかった者の怨みが描かれ、加護亜依が看護師役でヒロインを務める。
当初は東映本社ビル屋上の「東映稲荷」でお祓いを行うはずだったが、雨のため急きょ同ビル内試写室に変更となり、「お祓い自体が呪われているのでは?」との声が関係者の間で囁かれた。室内に用意された神社に向かい、お祓いとヒット祈願の玉串礼拝を終えた南はマスコミの取材に応じ、「映画がたくさんの方に見てもらえるようお願いしました」と笑顔でコメント。イベントが呪われているのではという問いには、「そんなことないと思います」と断言し、不穏な空気を払拭した。
南は本作が映画初主演となるが、ホラーは苦手のようで、「実は中学2年の時『呪怨2』を映画館で見ましたが、本当に怖くて、ちゃんと見られませんでした」と告白。さらに霊感が強い役を演じたにもかかわらず実際には全く霊感がないことも明かし、人生で一番の恐怖体験を聞かれると、「バナナボートで引っ張られたこと」と、霊とはまるで関係のない答えで取材陣を笑わせた。