「ウォーリー」監督の実写SF「火星のプリンセス」の主役が決定!
2009年6月16日 12:00

[映画.com ニュース] ピクサー・スタジオで「バグズ・ライフ」「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のメガホンを取ったアンドリュー・スタントン監督が、ディズニー・スタジオで手がける実写のSF映画「火星のプリンセス(John Carter of Mars)」が、早ければ今年11月にも撮影開始されることが分かった。
同作は、エドガー・ライス・バローズが1917年に発表した冒険SF小説「火星のプリンセス」を原作としたヒロイックファンタジー映画。長年ピクサーのクリエイターを務めたスタントン監督初の実写映画で、ディズニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」級の予算を用意するというビッグプロジェクト。現在、スタントン監督が新鋭脚本家マーク・アンドリュースと、脚色作業の仕上げに取りかかっているそうだ。
原作の物語は、南北戦争の元南軍騎兵大尉ジョン・カーターが突如として瞬間移動し、人種間同士が戦争に明け暮れている戦国時代の火星へと迷い込むというもので、カーターは野蛮な緑色人の捕虜となるが、人間の姿をした絶世の美女である赤色人王国ヘリウムのプリンセス、デジャー・ソリスに出会い、一緒に脱走を試みる。
米ハリウッド・レポーター誌によると、主役はすでに決まっており、奇しくもヒュー・ジャックマン主演作「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」(9月11日公開)でミュータントを演じた2人が選ばれている。ジョン・カーター役には“ガンビット”を演じたテイラー・キッシュ、デジャー・ソリス役には“シルバーフォックス”を演じたリン・コリンズが決定した。キッシュは米NBC「フライデー・ナイト・ライツ」で注目を浴びたカナダ出身の28歳。コリンズは米HBO「トゥルー・ブラッド」で注目を浴びた米テキサス出身の30歳。
さらに3番目の重要な役として、「サイドウェイ」や「スパイダーマン3」(サンドマン役)で知られるトーマス・ヘイデン・チャーチが、緑色人サーク族の新たな皇帝となるカーターの友人タルス・タルカス役に決まったようだ。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






「星つなぎのエリオ」に“魂”が受け継がれている――ピクサー本社取材で込み上げてきた”懐かしい感情”【ハリウッドコラムvol.364】
2025年6月12日 14:00
映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)