「007」シリーズ第23作の舞台はアフガニスタンに?
2009年6月12日 12:00
[映画.com ニュース] 「007/慰めの報酬」の次回作、タイトル未定の第23作の舞台はアフガニスタンになる可能性がでてきた。英ガーディアン紙が報じたところによると、同作の脚本家の1人が、首都カブールにある英国大使館とコンタクトを取っているという。
アヘンの生産地として知られるアフガニスタン南西部のヘルマンド州には英国軍が駐留しており、同大使館にも麻薬取締りチームが存在するが、そのメンバーだった人物が「007」次回作のコンサルタントを務めているというのがもっぱらの噂だ。そこで、次回作では少なくとも舞台の一部がアフガニスタンになり、麻薬組織がからんだプロットになるのではないかとの憶測が飛び交っている。
ちなみに、ジェームズ・ボンドがアフガニスタンを訪れるのはこれが初めてではない。「007/リビング・デイライツ」(87)では4代目ボンド、ティモシー・ダルトンがアフガニスタンにあるソ連軍収容所に捕らわれるシーンがある。
なお、「007」シリーズを製作するイオン・プロダクションは今回の報道にもノーコメントで、次回作に関するいかなる詳細も明らかにしていない。