ディズニーが「トロン2」に映画史上最高の3億ドル投入か!?
2009年4月13日 12:00

[映画.com ニュース] ディズニー・スタジオがSF超大作「トロン」(82)をリメイクする「トロン2.0」(ジョセフ・コシンスキ監督)が、まもなく撮影スタート。 だが、同作のカナダ・バンクーバーのポストプロダクション・ユニットによるエフェクトやデジタル処理の費用が大幅に超過することが分かり、総予算を3億ドル(約301億円)へ上方修正し、1本あたりの“映画史上最高”の総予算になることが、加バンクーバー・サン紙から伝えられた。
ジェフ・ブリッジス主演のオリジナル「トロン」は、82年当時としては画期的だったCGを初めて大々的に導入したSFアドベンチャー。バーチャルリアリティの電子世界に送り込まれた天才プログラマーの冒険を描く「マトリックス」の先駆的作品で、直角に曲がるライトサイクルなども登場。「不思議の国のアリス」を思わせるコンピュータ世界を、シド・ミードがユニークかつ斬新にデザインし、今ではカルトな人気を誇る作品。今回バージョンアップされた「トロン2.0」は、ギャレット・ヘドランド(「トロイ」)とオリビア・ワイルド(「The O.C.」)が主演。ピクセルパス(画素進行方向)がより強調されたデザインになるという。ブリッジスが、82年版でブルース・ボックスライトナーが演じた役で登場するのも話題。4月6日にバンクーバーでクランクインして今夏いっぱい撮影され、2011年公開予定。
総製作費と言えば、米タイム誌がつい先日、ジェームズ・キャメロン監督のSF超大作「アバター」(09年公開)を“3億ドル超”と発表したばかり。しかし、20世紀フォックスから“2億ドル超”と正式に修正されている。「スパイダーマン3」にしても、ソニー・ピクチャーズからは推定予算が2億5800万ドルと公表されているが、宣伝費も含めると3億5000万ドルにも達していたとするいくつかの報道もあり、実際にスタジオが正確な製作費を公表することはなかなかないのが実状である。
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