木村拓哉×J・ハートネット×イ・ビョンホンのスリラー、6月6日公開
2009年4月13日 12:00
[映画.com ニュース] 日本の木村拓哉、ハリウッドのジョシュ・ハートネット、韓国のイ・ビョンホン。日米韓の3大スターが共演するスリラー「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」が、6月6日に日本で公開されることが決定した。
同作はアメリカ、フィリピン、香港の3カ国を舞台にしたノンストップ・サスペンスで、木村が演じるのは、他人の痛みを感じ取る不思議な能力を持つシタオ。彼が数枚の写真を残して失踪したことから、元刑事の探偵クライン(J・ハートネット)が、ロサンゼルスを出発点にシタオ捜索の旅に出る。そして香港までたどり着き、元同僚の香港警察の刑事メン・ジー(ショーン・ユー)の助けを借りて、シタオがリリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)という女性と一緒にいること、リリを溺愛する香港マフィアのボス、ス・ドンポ(イ・ビョンホン)もまた、シタオを追っていることを突き止めるというストーリー。
監督は「青いパパイヤの香り」「シクロ」「夏至」で知られ、村上春樹原作の話題作「ノルウェイの森」の製作を控えるベトナム出身の映画作家トラン・アン・ユン。音楽をRADIOHEAD(レディオヘッド)が担当、製作には「バベル」の製作陣があたる。
1年半前に始まった撮影では、「拓哉とは撮影前にたった2時間ほど話し合っただけだった」とトラン監督。完璧主義者のビョンホンとは逆で、木村は「即興で演じることを何よりも楽しんでいた」そうだ。彼はシーンの大枠をつかむと、メイク担当に傷口に血のりをつけるアイデアを即興で提供したりして、シーンが完成していったという。「それらのアイデアが素晴らしい映像を生み出した」と、天才肌・木村の演技を振りかえる。
木村は日本語、イ・ビョンホンは韓国語、ハートネットは英語、そしてトラン監督はフランス語と母国語が違うが、現場でのコミュニケーションは英語でとられたそうだ。
「2046」に続く世界進出第2弾(今回はフランス映画)の木村についてトラン監督は、「拓哉は(作品に)心身共にコミットしてくれ、素晴らしかった。観客の皆様に、彼の演じる役柄と演技を楽しんでもらえるとうれしい。彼は大変なハンサムだが、新たなる美しさを表現している。間違いなく、いまだかつてない拓哉を見ることができるよ」と太鼓判を押した。
「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」は6月6日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国公開。
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