「崖の上のポニョ」英語版は超豪華キャストで、8月全米公開!
2009年4月8日 12:00

[映画.com ニュース] 日本で興収150億円を突破した宮崎駿監督のアニメ「崖の上のポニョ」が、英語タイトル「Ponyo on a Cliff by the Sea」で、米ウォルト・ディズニー・スタジオ配給により今年8月に全米公開されることになった。
米アニメニュースサイトAnimation World Networkによると、英語版ボイスキャストは、山口智子が演じた宗介の母役にティナ・フェイ(「Rock 30」)、長嶋一茂が演じた宗介の父役にマット・デイモン、天海祐希が演じたポニョの母役にケイト・ブランシェット、所ジョージが演じたポニョの父役にリーアム・ニーソンとハリウッド映画主役級の超豪華キャストが揃っている。そして、ポニョ役にマイリー・サイラスの9歳の妹ノア・サイラス(「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」)、宗介役にジョナス・ブラザースの一番下の8歳の弟フランキー・ジョナス。ノアの姉マイリーとフランキーの兄ニックは熱愛&破局があった元恋人同士という因縁あるキャスティングだ。他にも、クロリス・リーチマン、リリー・トムリン、子役のマディソン・ダベンポートらが声優を務める。
また、同サイトは「Ponyo」英語版の全米公開日を8月14日と発表しているが、キャストおよび全米公開日に関して、スタジオジブリからの正式な発表はまだない。
今年1月の米バラエティ誌によると、ピクサーのジョン・ラセターが、フランク・マーシャルとキャスリーン・ケネディ(スティーブン・スピルバーグ監督作品の名プロデューサー)の協力を得て、今回の全米公開規模を「スタジオジブリ最大のスクリーン数を目指す」と発表している。
ジブリは「千と千尋の神隠し」(英語タイトル「Spirited Away」)で02年度アカデミー長編アニメーション賞を受賞しているが、同作の全米での興収はたったの1005万ドル(約10億円)。この成績が、スタジオ・ジブリの全米における過去最高である。日本では抜群の動員力がある宮崎アニメでも、全米ではこれまでアートハウス(単館)映画扱い。米ディズニーは今回過去最大のスクリーン数で、全米の広い観客層にジブリブランドを浸透させるつもりらしい。
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