チョン・ジヒョン&小雪、日韓美女が「ラスト・ブラッド」共演で意気投合
2009年4月3日 12:00

[映画.com ニュース] プロダクションI.Gのアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン主演で実写映画化した「ラスト・ブラッド」(クリス・ナオン監督)の完成披露試写会が、4月2日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ジヒョンと共演の小雪、プロデューサーのビル・コン、プロダクションI.Gの石川光久社長が舞台挨拶を行った。
セーラー服に日本刀という出で立ちで吸血鬼と戦う少女サヤの物語を描いた本作で、アクション映画に初挑戦したジヒョンは、「死ぬほど苦労して、2度とアクションはやらないとすら思ったけど、映画が素晴らしい出来栄えだったので、またやってもいいかなと思った」と“アクション女優”として開眼した様子。サヤの宿敵である妖艶で強大な力を持つ吸血鬼“オニゲン”を演じた小雪については、「ラスト・サムライ」でその存在を知った時、「アジアにこんなに素敵な女優さんがいたなんて」と圧倒されたそうで、それ以降「ネットで小雪さんが出演しているドラマを探して見ていました」と熱烈なファンだったことを明かした。
そんな小雪も、ジヒョンとは「いつか一緒に仕事がしたいと思っていた」と言い、「とても努力家で、果敢にアクションに挑む姿に心打たれた。女優としてのプロ意識が高く、通じ合えるものがあったし、お互いに健康マニアというところでも気が合った」とコメント。今ではとても良い友人関係を築いているそうで、ジヒョンは「今度は女性向けの映画で共演したい」とラブコールを送っていた。

また、原作アニメを手がけたプロダクションI.Gの石川社長も、「サヤ役はジヒョンさんしかいないと思った。一緒に映画を見た押井守監督(原作アニメの企画協力)も、ジヒョンさんの映画を撮りたいと言っていた」と“世界のオシイ”もジヒョンを認めたことを明かし、小雪についても「美しい人はどんな役を演じても美しいんですね」とベタ褒めだった。
「ラスト・ブラッド」は5月29日公開。
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