人気絶頂の堺雅人、今度は「南極料理人」で料理の腕を振るう
2008年12月26日 12:00

[映画.com ニュース] 08年を代表するヒットドラマになった「篤姫」で演じた徳川第13代将軍・家定が人気を博し、さらには映画「クライマーズ・ハイ」で日刊スポーツ映画大賞や報知映画賞の助演男優賞を受賞して今最も波に乗る俳優・堺雅人が、今度は09年公開の映画「南極料理人」で主演を務めることが分かった。堺にとって「壁男」(06)、「ジャージの二人」(08)に続く主演3作目。
「南極料理人」は、昭和基地からもはるか遠くに離れた南極ドームふじ基地で繰り広げられる、8人の男たちの実話を基にした物語。堺が演じるのは、この基地に単身赴任でやってきた料理人・西村。生きる物はウイルスさえも存在しない極寒の地で、日々研究に励む南極越冬隊員を支えるべく、彼が作り出す料理は、フォアグラ、伊勢エビ、松坂牛など絢爛豪華な高級食材を使用したものばかり。凍てつく大地を舞台に、時に笑い、時に怒り、時に遠く離れた家族を思って泣く男たちを、極上の料理でもてなすハートウォーミング・コメディだ。
原作は、実際に現地に派遣された経験を持つ料理人・西村淳の「面白南極料理人」と、その続編「面白南極料理人 笑う食卓」。脚本・監督を務めるのは本作が本格的デビューとなる新鋭・沖田修一。
来年は「チーム・バチスタの栄光」に続く第2弾映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」(09年3月7日公開)に主要キャラクターとしての参戦も控え、人気・実力とも絶好調の堺。新作での演技はもちろん、料理の腕前も楽しみだ。
「南極料理人」の撮影は09年1月下旬から3月中旬にかけて、北海道でのロケや都内撮影スタジオを利用して行われ、5月完成の見込み。8月、テアトル新宿ほかにて全国公開の予定。
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