トニー・レオンが語る「ジョン・ウー監督はラブシーンの演出がヘタ」
2008年10月28日 12:00

[映画.com ニュース] 香港の映画スター、トニー・レオンは、「2046」「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ監督から“目だけで語れる男”と高い評価を受けているセクシー俳優だ。
カーウァイ監督の「花様年華」(00)では、マギー・チャン演じる隣家の妻と不倫関係で結ばれるが、ベッドシーンはおろか、手をつなぐ以外に肉体的接触はなかったものの、官能的な愛を目だけで語りつくし、見事にカンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞している。また、アン・リー監督のベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作「ラスト、コーション」(07)では、新星タン・ウェイ演じる彼の命を狙う女性スパイと情熱的かつ危うい愛のほとばしるベッドシーンを披露し、台湾金馬奨やアジア映画賞の最優秀主演男優賞を受賞した。
「三国志」を描くジョン・ウー監督の戦争巨編アクション「レッドクリフ Part I」(11月1日公開)で、トニー・レオンは主役である孫権軍の大都督(最高司令官)・周瑜を演じている。彼の妻は敵の総大将・曹操も恋いこがれる絶世の美女・小喬。激しい戦闘シーンが見もののこの映画の中にあって、この周瑜夫妻のラブシーンがロマンチックな見せ場になっている。小喬を演じるのは、ゴージャスボディの持ち主である香港のトップモデル、リン・チーリンであり、美しいラブシーンになっているが……。
ウー監督作品としては「ワイルド・ブリット」(90)、「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」(92)以来となるトニー・レオンが、第21回東京国際映画祭の間隙を縫って、気になるラブシーンについて語ったところによると、アクション演出には天才的な腕を見せるウー監督だが、どうやらラブシーン演出は「ヘタ」らしいのだ。
「ラブシーンは実は苦手なんですよ(笑)」と語る彼は、今回のラブシーンはぶっつけ本番で、リハーサルを入念に重ねた『ラスト、コーション』のタン・ウェイとのラブシーンとは違ったものだったと明かした。「今回のリン・チーリンさんとのラブシーンは“香港スタイル”でしたから、最初は恥ずかしさがつきまといました」
ラブシーンを“美しく見せる”のは監督の腕だと断言する彼は、カーウァイ監督やリー監督に比較して、「正直言って、ジョン・ウー監督はアクションの天才ですが、ラブシーンの演出はどうにもヘタなようです(爆笑)」と明かした。しかし、入念なリハーサルなしでも、彼の目はセクシーすぎる。
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