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「釣りバカ日誌19」鈴木建設御一行が“社員旅行”で舌鼓!

2008年10月17日 12:00

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三國連太郎が緒形拳を偲ぶ
三國連太郎が緒形拳を偲ぶ

[映画.com ニュース] 1988年の第1作から21年、すっかり国民的人気作品となった「釣りバカ日誌」のシリーズ最新作「釣りバカ日誌19/ようこそ!鈴木建設御一行様」の完成記念イベントが、10月16日、東京・芝公園の東京プリンスホテルにて開催され、主演の西田敏行三國連太郎常盤貴子竹内力朝原雄三監督が出席した。会場には本作のロケ地となった大分の名物料理が並べられ、ブリの解体ショーも行われた。

本作は、シリーズ初の社員旅行が舞台。鈴木建設会長のスーさんこと鈴木一之助(三國)と仕事より釣りが大事な平社員ハマちゃんこと浜崎伝助(西田)は、大分出身の派遣社員・河井波子(常盤)が幹事を務める社員旅行に出発。さっそく釣りに出かけた伝助に、波子の兄で漁師の康平(竹内)が思いがけない相談を持ちかけてくる。

お揃いのハッピを着て観光バスから降り立った一行は、新鮮なブリの刺身や雪ん子寿司など大分料理を楽しんだ。西田は「豊かな環境、穏やかな人心、魚もうまいが鶏もうまい。私は大分の東国原です(笑)」とロケ地の魅力をアピール。一方の三國はひとり黙々と箸を動かしていたが、「九州へ行くと(『復讐するは我にあり』で親子役を演じ、一緒に九州ロケをした)緒形(拳)の思い出がよみがえる」と静かに語り、横で聞いていた西田が目を潤ませる場面もあった。

また、今回がシリーズ初参加となった常盤と竹内は、「地元の方が明るく声をかけてくれて元気が出た。西田さんが美味しいお店に連れて行ってくれた」(常盤)、「大分出身の人間として鼻が高いですね。地元の言葉で演技が出来たことがうれしかった」(竹内)と笑顔で撮影を振り返った。

釣りバカ日誌19/ようこそ!鈴木建設御一行様」は10月25日公開。

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