ジャック・ブラックが“ジェイソン・ボーン”に?アクションコメディに主演
2008年10月2日 12:00
[映画.com ニュース] 今夏大ヒットを記録したドリームワークス・アニメ「カンフー・パンダ」で主人公のパンダ、ポー役の声優を務めたジャック・ブラックが、同作の脚本家コンビ、ジョナサン・エイベル&グレン・バーガーと再びタッグを組み、新作アクションコメディに主演することが明らかになった。10月1日、米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、ユニバーサルが製作、ブラックは自身の製作会社エレクトリック・ダイナマイトのパートナーであるベン・クーリーとともにプロデュースも務める。
新作は、マット・デイモン主演の人気シリーズ「ボーン・アイデンティティー」のコメディ版とのことで、ブラックは記憶喪失の状態でキューバの海岸に流れ着き、自分を凄腕のスパイだと勘違いするアメリカ人の男を演じる。
脚本家のバーガーは、「もし彼の正体が本物のスパイだったらコメディ版『ボーン~』にはならないし、それはすでにユニバーサルがいくつか作っている」と冗談を飛ばし、エイベルも「ジャックをパンダとして書けたんだから、人間の役も書けるはずと思ったんだ」と語るなど、早くも楽しい作品になりそうな予感。
なお、「カンフー・パンダ」はすでに続編の製作が発表されている。ブラックの最新作は、ミシェル・ゴンドリー監督作「僕らのミライへ逆回転」で、10月11日日本公開。