中島監督の次作は血みどろホラー!?「パコと魔法の絵本」大ヒット御礼
2008年9月29日 12:00

[映画.com ニュース] 9月13日に公開された「パコと魔法の絵本」が、早くも2週間で観客動員数100万人を突破。主演のアヤカ・ウィルソン、中島哲也監督による大ヒット御礼舞台挨拶が9月28日、東京・渋谷シネフロントにて行われた。
大ヒットの要因について中島監督は「キャスト・スタッフの努力の賜物だと思う。俳優さんに至っては、一歩間違えるとひどいことになりそうなメイクをしたり、有名な人たちなのにメイクしすぎて顔が分からないといったこともあった。それでも、『面白いからトライしよう』と思ってこの映画に乗ってきてくれたことと、それに応えるためにスタッフたちがずいぶん長い期間頑張ってくれたことがヒットに繋がった」とコメントし、スタッフの労をねぎらった。
また、華々しい女優デビューを飾ったウィルソンについては、「素晴らしい才能がある女優。役所広司さんとアヤカちゃんのかけ合いのシーンでも本当に映画として素晴らしい場面を作ってくれた。今後もお芝居をきちんと勉強して、いい女優さんになってもらいたい」と絶賛。
ウィルソンは現在、TV、CM、映画界からも数多くのオファーが殺到している。今後の予定についてまだ正式な発表はされていないが、次にやりたいことについて聞かれた本人が「中島監督の次の作品にも、いい役で出たい」と自ら中島監督に売り込むと、中島監督が「次回は血だらけのホラーを撮ろうと思っているので、その映画の死体役で良ければ」と返答し、場内を盛り上げた。
「パコと魔法の絵本」は現在公開中。
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