サミュエル・L・ジャクソンがタランティーノ映画出演の可能性を認める
2008年9月22日 12:00
[映画.com ニュース] 10月から撮影が始まるクエンティン・タランティーノ監督・脚本の戦争映画「イングローリアス・バスターズ」について、サミュエル・L・ジャクソンが出演の可能性を米MTVにほのめかした。
ジャクソンと言えば、「パルプ・フィクション」での殺し屋ジュールス、「ジャッキー・ブラウン」での麻薬密売人オデール、カメオ出演ながら「キル・ビル Vol.2」での教会のピアノ弾きと、タランティーノ映画になくてはならない存在だ。
ジャクソンはMTVに対し、「出してもらおうと彼に電話したら、もしフランス語かなんかを習うんならという条件付きだったよ」と大笑いしながら答えたが、タランティーノ監督と再タッグを組みたい意欲を抱いているようだ。「なぜかって? 脚本にあるたったひとりの黒人はフランス語を話すんだよ」
同作の脚本で、ジャクソンが語っているキャラクターはマルセルという名の映写技師で、ヒロインのユダヤ人女性ショシャンナ(フランス人女優メラニー・ロランが扮演)と同じパリの映画館で働くアフリカ系男性。もしジャクソンが演じるとなると、全部のセリフをフランス語でしゃべるという無理難題に応えなければならなくなる。
最後には「黒人のフランス人俳優っているもんなのか?」とジャクソンは冗談めかして質問するほどで、タランティーノの脚本に相当ご執心のようだ。
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