パリ在住の日本人モデル、仏映画「陰獣」でベネチア映画祭悩殺デビュー!
2008年9月1日 12:00

[映画.com ニュース] 8月29日、ベネチア国際映画祭のレッドカーペットに謎の日本人美女が登場した。その名は、源利華(年齢非公開)。江戸川乱歩が1928年に発表した小説「陰獣」を、ハリウッドでも活躍するバーベット・シュローダー監督が映画化したフランス映画「Inju」(9月3日全仏公開)でヒロインの芸妓・玉緒に抜擢されたパリ在住の日本人モデルだ。もちろん映画初出演ながら、SM嗜好の実業家の恋人役・石橋凌とのSMシーンはもとより、フランス人犯罪小説作家役の主役ブノワ・マジメル(「ピアニスト」)とのセックスシーンもあり、大胆な全裸演技を披露している。
シュローダー監督は同作製作のために1年間も東京に滞在したそうだが、彼女に決まった経緯について撮影に参加した日本人スタッフが明かす。「このヒロイン役には、有名な日本人がたくさん候補になったそうです。スタイルも抜群な宮沢りえや、フランス語に堪能な寺島しのぶも候補になっていたらしいのですが、かなり大胆なセックスシーンがあるというので降りてしまい、急遽オーディションが行われ、フランス語も出来る源さんに決まったんです」
日本ではまったく無名だが、「モデルといってもパリコレなどのモデルではなく、CMを中心にヨーロッパで活躍しています。彼女は5年前にバカンスで来たパリでスカウトされたそうですよ。最初から女優志望だったようです」(同スタッフ)
肝心の演技については、「大胆な脱ぎっぷりで、大島渚監督の『愛のコリーダ』の松田英子みたいだった。とにかく、彼女のカラダがすごくいやらしかった」(ドイツ人男性ジャーナリスト)と評判も上々だ。最近、無名な存在から海外で有名になった国際派女優の例に、「バベル」の全裸演技でアカデミー助演女優賞候補までになった菊地凜子がいる。
一方で同日、オダギリジョーが主演したコンペティション作品「PLASTIC CITY」(ユー・リクウァイ監督)の公式会見と正式上映も行われたが、次回作撮影中のオダギリは欠席した。
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