ピーター・ジャクソンも参加!「ホビット」2部作の脚本家が決定
2008年8月22日 12:00
[映画.com ニュース] ピーター・ジャクソン製作総指揮、ギレルモ・デル・トロ監督で2部作として映画化される「ホビット(The Hobbit)」の脚本が、ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンの「ロード・オブ・ザ・リング」チームに、デル・トロ監督を加えた4名の脚本家チームによって執筆されることが正式決定した。
米ハリウッド・レポーター誌によると、同作の製作総指揮に就任して以来、ジャクソンは脚本家探しを行ってきたという。スティーブン・スピルバーグ監督との共作となる「タンタン」などの監督作品を抱えて脚本執筆に集中できないのがその理由であり、デル・トロが監督に就任してからは、2人で一緒に脚本家を探していたそうだ。
しかし、原作者J・R・R・トールキンの世界観を理解している脚本家が少ないことに加えて、自分で執筆したいという意欲が湧いたこと、さらに2人のスケジュールが空いたことから、自分たちで脚本を書くことを決定したという。クランクインは09年下半期の予定で、それまで脚本執筆に1年間近くかけられることになる。「ホビット」の前編公開は2011年、後編公開は2012年を予定している。
デル・トロ監督の最新作は、ダークホース・コミック原作のシリーズ第2弾「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」で、日本では11月公開予定。
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