「ハリポタ」公開延期で、親会社の雑誌がとんだ赤っ恥!
2008年8月19日 12:00

[映画.com ニュース] 先週末にワーナー・ブラザースが、11月21日全米公開予定だった大ヒットシリーズ第6弾「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を来年7月公開に延期すると緊急発表したニュースは、ワーナーの親会社タイム・ワーナー社発行の情報誌エンターテインメント・ウィークリー(EW)誌にも、とんだ赤っ恥をかかせてしまったようだ。
というのも、先週末発売されたEW誌08年8月22日号は、「公開まで待てない秋映画20本」特集号。「007/慰めの報酬」「ボディ・オブ・ライズ」「オーストラリア」「レボリューショナリー・ロード」といった9月~12月に公開される話題作の中でも「謎のプリンス」を大プッシュしてトップに扱い、ダニエル・ラドクリフ演じるハリー・ポッターが表紙を飾ったばかりか、カバーストーリーとしてセット取材の詳細までレポートしていた。
これは、公開3カ月前での公開延期発表が、いかに緊急だったかを示している。ワーナー上層部は、親会社タイム・ワーナー最大発行部数の映画情報誌にまで秘密のまま発表したのだ。
今回の「謎のプリンス」公開延期の遠因には、昨年11月~今年2月まで続いた米脚本家組合(WGA)ストライキの影響が多分にあるようだ。またワーナーとしては、すでに北米興収4億7000万ドルを突破、映画史上歴代第2位のメガヒットを記録中のバットマン最新作「ダークナイト」にあやかって同じ7月に公開し、「ターミネーター4」ぐらいしか対抗馬がない来年のサマームービー戦線を圧勝する狙いがあるという。ところが、公開が11カ月も先になったのに、すでに「謎のプリンス」の追加分のスチル写真が続々と世界中の映画サイトで紹介されるなど多少混乱気味だ。
米ワーナーは「謎のプリンス」の代わりに、ステファニー・メイヤーの原作に熱狂的ファンが多い青春バンパイア映画「トワイライト」(キャサリン・ハードウィック監督)を、12月12日から11月21日に初日を前倒しして感謝祭ウィークに対処するようだ(日本では未定)。一方、米ディズニーは早速、アニメ最新作「ボルト」(マイリー・サイラスが声の出演)を感謝祭前日26日から「謎のプリンス」が不在となった21日にずらし、ガッポリ稼ぐ構えを見せている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのとんでもない映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】観てきたけど…マジ最高!! 究極のスリル、圧倒的な感動、全瞬間が限界突破!!
提供:東宝東和