ジェニファー・ロペス主演作「メイド・イン・マンハッタン」がTVドラマ化
2008年8月15日 12:00
[映画.com ニュース] 米ABCが、ジェニファー・ロペスが主演してヒットした02年のロマンチックコメディ「メイド・イン・マンハッタン」(ウェイン・ワン監督)のTVシリーズ化を企画している。
1時間物のコメディドラマ・シリーズとなる予定で、ロペスは主演はせずに製作総指揮に回るようだ。ABCはすでにパイロット版の制作にゴーサインを出しており、チャド・ホッジ(「トゥルー・コーリング」)が脚本を担当する。
映画「メイド・イン・マンハッタン」は、ニューヨークの最高級ホテル(ウォルドルフ・アストリア)の客室係として働くシングルマザー(ロペス)が、ひょんなきっかけから宿泊客の前途有望な政治家(レイフ・ファインズ)と恋に落ちるというストーリー。この原案を考えたのは、80年代に「ブレックファスト・クラブ」などのティーンムービーで一世を風靡、「ホーム・アローン」の脚本も手がけたジョン・ヒューズ監督で、表向きに同企画を降板した91年以降は、エドモンド・ダンテスというペンネームで携わっていた。
今回のTV版では、ロマンスよりもシングルマザーの主人公の生活やホテルの仲間との交流が描かれるらしい。また、前任者ロペスがニューヨーク・ブロンクス出身のラテン系であることから、主演には若手のヒスパニック系女優の起用を検討中だという。
ABCには他にも、ロペスと同じラテン系のAリスト女優、サルマ・ハエックが製作総指揮を務める人気シリーズ「アグリー・ベティ」がある。