石橋杏奈と吉高由里子にバースデーケーキ!「きみの友だち」初日
2008年7月28日 12:00
[映画.com ニュース] 直木賞作家・重松清の原作を、「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」の廣木隆一監督が映画化した「きみの友だち」が7月26日に公開初日を迎え、主演の石橋杏奈、共演の北浦愛、吉高由里子、廣木監督が東京・新宿の新宿武蔵野館にて舞台挨拶を行った。
本作は、交通事故の後遺症がもとで心を閉ざした恵美(石橋)と幼い頃から病弱なクラスメート・由香(北浦)との固い絆を中心に、恋人との付き合いを優先させる親友に深く傷ついた同学年のハナ(吉高)など、2人を取り巻く少年少女の悲喜こもごもの友情を描く青春ドラマ。
映画初主演となった石橋は「この映画を見て(故郷の)福岡にいる友達の大切さに改めて気づかされた」とコメント。「誰も知らない」の北浦も「100人の友達より、1人の“本当の友達”がいればいい」と作品のテーマを真摯に語った。
そんな2人と対照的に、「私は普段1人でいます(笑)」とおどけてみせた吉高。「もう(ロケが)つらくてつらくて。這いつくばって監督にゴマすりすり」と言いながら「私の言うことを本気にしないで(笑)」と会場の笑いを誘った。
また、今月12日に16歳になった石橋と、22日に20歳になった吉高のためにサプライズのバースデーケーキが登場。廣木監督が率先して「ハッピー・バースデー」を歌うと、吉高は「生きてて良かった!」と大興奮。「フニャフニャしないで、大人になって、3年後に結婚したい。早くお母さんになりたい」と一気に喋り始め、思わず監督が「この人にあまり突っ込まないで(笑)」とフォローする一幕も。次回作「蛇にピアス」(金原ひとみ原作、9月20日公開)でのオールヌードが注目を集める吉高の、ひょうきんな一面を窺わせた。