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今年のベネチア国際映画祭審査委員長はビム・ベンダース監督に

2008年6月30日 12:00

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9月6日、彼の手から 金獅子賞が手渡される
9月6日、彼の手から 金獅子賞が手渡される

[映画.com ニュース] 世界3大映画祭の一つであり、“金のライオン”をシンボルとする第65回ベネチア国際映画祭が、今年も8月27日から9月6日にかけて開催されるが、その審査委員長をドイツの巨匠、ビム・ベンダース監督(62)が務めることになった。6月27日に、ベネチア映画祭を主催するベネチア・ビエンナーレ・チェアマンのパオロ・バレッタと、同映画祭ディレクター、マルコ・ミューラーから正式な発表があった。

同映画祭の正式声明として、「ベンダース監督は現代において最も革新的な映画作家の一人であり、40年の年月にわたって数々の影響力のある作品をプロデュースしてきた」と、ベンダース監督の功績を讃えている。

ベンダース監督は、「ことの次第」(82)でベネチア国際映画祭金獅子賞、「愛のめぐりあい」(95)で同映画祭国際評論家賞を受けており、また「パリ、テキサス」(84)でカンヌ国際映画祭パルムドール、「ベルリン・天使の詩」(87)で同映画祭監督賞を受賞しているほか、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(99)で米アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるなど国際的評価が高い。

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