トム・ハンクス主演作「天使と悪魔」がローマの観光スポットに!
2008年6月12日 12:00
[映画.com ニュース] ダン・ブラウンのスリラー小説「天使と悪魔」を映画化する、ロン・ハワード監督の新作「ダ・ヴィンチ・コード2/天使と悪魔」の撮影がイタリアのローマ各所で快調に進んでいる。6月4日から8日までローマ市民が集うポポロ広場で、10日からは、ローマ帝国皇帝聖廟があるパンテオン前でロケが行われている。
ロケ地は連日見物客が絶えず、カラビニエリ(憲兵隊)が通行人の整理に大わらわになるなど、人気“観光”スポットになっているという。その人気の的は、パリでロケされた「ダ・ヴィンチ・コード」同様に、ロバート・ラングドン教授を再演するトム・ハンクス。見物人からの歓声に笑顔を浮かべ、手を振るなどして気さくに応えている。
同作は、ジュネーブの素粒子物理学研究施設セルンの研究者が殺された事件で残された不可思議な紋章を解読し、秘密結社イルミナティのものと断定したラングドン教授(ハンクス)が、被害者の娘である物理学者ビットリア・ベトラ(「ミュンヘン」のアイェレット・ゾラー)と共にローマ、バチカンへ向かうというスリラー。
他の出演者はユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルドなど。脚本はアキバ・ゴールズマン。一部報道で、ハンクスはこの撮影で5000万ドル(約52億円)の出演料を受け取ると噂されている。