三谷監督と佐藤浩市が絶妙なかけあいを披露!「ザ・マジックアワー」試写会
2008年5月30日 12:00

[映画.com ニュース] 三谷幸喜監督によるノンストップ・コメディ「ザ・マジックアワー」の特別試写会が、5月29日、東京・有楽町の朝日ホールにて行われ、三谷監督と主演の佐藤浩市が、本作のテーマ曲を演奏した。この日の試写会には、約7000通を超える応募があり、観客席は多くの幸運な女性たちで埋まった。
本作は、架空の港町を舞台に、街を牛耳るギャングのボス(西田敏行)の愛人(深津絵里)に手を出した手下の劇場支配人(妻夫木聡)が、売れない三流役者(佐藤)を映画の撮影と称して凄腕の殺し屋に仕立て上げるというストーリー。
本作の中で、ナイフを舐めたり、かぶってもいない仮面をはごうとするなど、これまでのイメージからは想像もつかない、抱腹絶倒の演技を見せている佐藤。そのシーンについて、「脚本のト書きに“猟奇的な顔でナイフを舐める村田大樹”と書いてありました。女房、子供が寝静まった深夜に1人、洗面所の鏡に向かって“猟奇的な顔って何?”と思いながら練習しましたよ」と振り返り、会場の笑いを誘った。
すると、三谷監督は「脚本家というのはいい加減なもの。猟奇的な顔とはどんなものか分かっていないし、“こう書けばきっと(俳優が)何かやってくれる”と思って書いている。佐藤さんは見事に想像を上回る演技を見せてくれた」と、大絶賛した。しかし、佐藤は「“こうやって書けば、何かやってくれる”と思って書いたの?」と、不満そうな表情を浮かべ、そのやりとりに会場には更なる笑いが巻き起こった。
「ザ・マジックアワー」は6月7日より全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
【イカれた映画を紹介するぜ】些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー