「ホビット」のP・ジャクソン&G・デル・トロがチャットに参加!
2008年5月28日 12:00

[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(以下「LOTR」)の物語の前史を描く「ホビット(The Hobbit)」の製作総指揮ピーター・ジャクソンが同作の本拠地となるニュージーランドから、監督のギレルモ・デル・トロが「ヘルボーイ2(Hell Boy II: The Golden Army)」(7月11日全米公開)をポストプロダクション中のロンドンから、5月24日夜、それぞれチャットに参加して熱狂的な「LOTR」ファンの質問に答えた。
2部作となる「ホビット」の公開時期は、2011年12月と12年12月になる模様。09年のうちに脚本作りやコンセプトデザインなど全ての準備を進め、10年の丸々1年間をかけて2本分撮影するという。
撮影については全編CGのみを使うのではなく、前作「LOTR」以上に精緻でリアルな巨大セットを建設し、そこでロケするようだ。デジタルではなく銀塩フィルムで撮影、アニマトロニクスなども使ってCGと融合させるとか。音楽は「LOTR」同様にハワード・ショアへ依頼することで決定している。
キャスティングについては、イアン・マッケラン演じるガンダルフ、アンディ・サーキス演じるゴラムは決定済み。イアン・ホルム(現在76歳)演じるビルボ・バギンズの復帰も考えているようだ。ただし、フラン・ウォルシュとデル・トロ監督が共同執筆中の脚本が完成するまで、詳しくは明かせないとのこと。デル・トロは何らかの役で、「ヘルボーイ」のロン・パールマンを起用したい意向だ。
ジャクソンとデル・トロの出会いは、「LOTR」のパーティらしい。当時かなり太っていたジャクソンは、デル・トロのズングリとした体型、少し奇妙な英語の発音、ダークなビジュアルセンスに親近感を抱き、惚れ込んだとか。2人のカメオ出演に関しては、スタジオが許さないだろうと前置きしながらも、互いに「(体型が)ホビットだから」と意外に前向きだった。
スティーブン・スピルバーグ監督と共同で製作する「タンタン」も同時進行中の多忙なジャクソンは、「ホビット」のメガホンを取る可能性について、「ギレルモが許してくれるなら、第2班監督でもやってみたい」とユーモアを混じえて答えた。
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