東宝「ホームレス中学生」と「イキガミ」の特報第1弾が公開!
2008年5月12日 12:00

[映画.com ニュース] 5月10日正午、東宝がこの秋公開する話題の2作品、お笑いコンビ・麒麟の田村裕が書き下ろした貧乏自叙伝を映画化となる小池徹平(WaT)主演作「ホームレス中学生」(10月25日公開)と、漫画家・間瀬元朗の人気コミックの映画化となる松田翔太主演作「イキガミ」(9月公開)の特報第1弾が、両作品の公式サイトにて公開された。
「ホームレス中学生」は、麒麟の田村裕が14歳の夏休みに体験した貧乏生活を綴った、217万部(4月末時点)突破の国民的青春小説を、古厩智之監督(「奈緒子」)が映画化したトゥルーストーリー。特報では、父親(イッセー尾形)の「カ・イ・サ・ン」の一声で一家離散に見舞われ、公園での生活を余儀なくされた小池徹平演じる主人公“たむちん”が、濡れた段ボールや草を食べ、シャワー代わりに雨で身体を洗う、という原作で話題になったシーンが盛り込まれている。特報では出番がほとんどないが、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣と演技派女優の池脇千鶴がたむちんの兄弟役で出演している。撮影はすでに先月末にクランクアップ、約3カ月間のポストプロダクションを経て、8月上旬完成予定だ。
「イキガミ」は、05年1月より週刊ヤングサンデー(小学館)に連載中で、全5巻の単行本が150万部を突破している間瀬元朗の同名コミックを、瀧本智行監督(「犯人に告ぐ」)が映画化したヒューマンドラマ。国家繁栄維持法という法律により、1000人に1人の若者が死を強制される日本に似たある国家を舞台に、届けられると24時間以内に必ず死ぬという死亡予告証、通称「逝紙(イキガミ)」を届ける配達人となった厚生保健省の国家公務員である藤本(松田翔太)が、かつて“コマツナ”というギターデュオで活動していた元バンドマン森尾秀和(塚本高史)の元相方で、いまは他のミュージシャンとデュオを結成している翼(金井勇太)、国繁法を支持する国会議員を母(風吹ジュン)に持つ直樹(佐野和真)、盲目の妹(成海璃子)の身を案じながらも裏社会で働くさとし(山田孝之)の3人に、イキガミを届ける役目を負って大きな葛藤を抱くというストーリー。特報では、原作のファン以外には分かりづらい物語の世界観を「1/1000」などと提示しながらナレーションで解説。主人公・藤本役の松田翔太の姿が映し出される。今回出演場面がない他の共演者たちのシーンは第2弾以降で公開されるものと思われる。
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