奈緒子
劇場公開日 2008年2月16日
解説
「ビッグコミックスピリッツ」で連載され人気を博した同名コミックを上野樹里&三浦春馬主演で映画化した青春ドラマ。喘息の療養のために長崎県波切島を訪れた12歳の奈緒子は、走ることが大好きな10歳の雄介と出会う。しかし海に落ちた奈緒子を助けようとした雄介の父が帰らぬ人となってしまい、2人とも心に大きな傷を負う。それから6年後、奈緒子は天才ランナーに成長した雄介と東京で再会を果たし……。監督は「ロボコン」の古厩智之。
2007年製作/120分/日本
配給:日活
スタッフ・キャスト
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2022年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
初鑑賞
2007年制作2008年公開作品
原作未読
監督と脚本は『ロボコン』『ホームレス中学生』『武士道シックスティーン』の古厩智之
脚本は他に『藁の楯』『永遠の0』『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』『空飛ぶタイヤ』『糸』『太陽は動かない』『護られなかった者たちへ』の林民夫
暗い過去を背負った2人の青春モノ
駅伝に青春をかける雄介と応援する奈緒子
奈緒子が幼少のころ喘息の療養で長崎県波切島に訪れた篠宮家3人
島へ向かう送迎の漁船から海に転落した奈緒子を救った雄介の父・健介は直後の事故で亡くなった
壱岐家に訪れた篠宮家3人は健介の仏壇に手を合わせにやって来たが「父ちゃんを返せ」と奈緒子を詰る息子・雄介
それから高校生になった二人は東京で行われた陸上100メートル選考会で再会するも蟠りは消えてはいなかった
駅伝大会に出場する雄介を応援するため飛行機で単身九州を訪れた奈緒子は飛び入り参加で波切島高校給水係アシスタントに任命される
奈緒子の給水を拒否した雄介は脱水症状で途中棄権してしまう
奈緒子は波切島高校陸上部夏合宿に臨時マネージャーとして参加する
今は亡き三浦春馬とのだめの上野樹里が若い頃に共演した良作
話の内容としては暗めになるはずも駅伝のおかげで熱いのものになった
クライマックスは長崎県高校駅伝大会
キャッチコピー「君のために走る」とあるが決して奈緒子1人のために走るわけではなかった
なぜタイトルが『奈緒子』なのか
2人の過去は掴みのつもりだったのかもしれないが終わってみると触りになっておらずむしろそのエピソードは障りだった
シンプルな駅伝モノにすれば良かったのではないか
奈緒子という余所者が最後まで異質な存在だった
三浦春馬単独主演にマネージャー役の佐津川愛美をヒロインにした方がもっと良かったはず
波切島高校陸上部顧問が長崎弁ではなく関西弁なのは気になった
東北出身の設定なのに関西弁を喋る浜田雅功の映画デビュー作を彷彿させた
陸上部に坊主の息子で佐々木という者がいた
合宿でも日課であろう念仏を唱えていた
チームメイトはそれに寛容だった
なんとなく柳沢慎吾に似ていた
綾野剛が今よりだいぶ精悍な顔つきだった
雄介のチームメイトそれぞれにスポットライトを浴びせているのがいいですね
絵師伝の醍醐味を感じます
なにかといえば世界に通用しないものはダメだと主張する奴はいるけど日本人の多くが好きなら世界ではマイナーでも別にいいじゃんと改めて思いました
自分は鉄オタではないが三浦春馬&綾野剛の走りを応援するかのように並走する緑の路面電車が良い
東京の高校に通う篠宮奈緒子に上野樹里
長崎県波切島高校陸上部下級生の壱岐雄介に三浦春馬
長崎県波切島高校陸上部顧問西浦天宣に笑福亭鶴瓶
波切島高校陸上部マネージャー・吉澤結希に佐津川愛美
長崎県波切島高校陸上部上級生の奥田公靖に柄本時生
九州の他校の駅伝選手・黒田晋に綾野剛
西浦に膵臓癌を宣告する医師・嶋田久作
雄介の母・壱岐和子に奥貫薫
雄介の父・壱岐健介に嶋尾康史
奈緒子の母・篠宮加奈子に山下容莉枝
奈緒子の父・篠宮隆文に光石研
2022年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
駅伝大会の練習や大会の話。やはり、何ともいえない感情お父さんをある事故から亡くしてしまう。
その原因は何気ない女の子。その女の子が高校生になりその亡くなった父の子供が有名な駅伝の選手。その葛藤が一つになったとき。鶴瓶さんも面白かった。関西弁きついけどね~
2022年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
感動作でした。
上野樹里の運動神経の良さそうなランニングフォームが印象的でした。
凄く良かったです。
2021年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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みんな若くて清々しい演技。
三浦春馬は亡くなられてしまって本当に惜しいですね。
原作のコミックも素晴らしかったけれど映画も最高!
壱岐のロケ地に行きたくなりました。
綾野剛が三浦春馬を置いてけぼりにしたスパート、三浦春馬の「早く島に帰りてぇ」、そして上野樹里の「雄介、勝て〜!、勝て〜!」からのラストは名シーンですね。
雄介が奈緒子を手で招いてハグするシーンには参りました。
綾野剛はエンドロールで気づいてビックリしました!
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