宮崎駿&高畑勲監督オススメの名作が公開!ジブリ美術館ライブラリー会見
2008年2月20日 12:00

[映画.com ニュース] 「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲監督や新作映画「崖の上のポニョ」が今夏公開予定の宮崎駿監督が薦める作品を中心に、世界の優れたアニメーションを紹介する“三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー”事業。08年3月より、日清製粉グループが特別協賛することになり、2月19日、三鷹の森ジブリ美術館で会見が行われた。会見には日清製粉グループ本社常務取締役総務本部長、宮内泰高氏、同・総務本部広報部長、稲垣泉氏、スタジオジブリ代表取締役社長、星野康二、ジブリ美術館館長、中島清文の4名が出席した。
このライブラリー事業は、07年春からジブリ美術館が配給元となり、世の中に知られていない良質なアニメーション作品を劇場公開。宮崎監督が子供の頃に影響を受けたというロシアの名作「雪の女王」ほか、「春のめざめ」「アズールとアスマール」など作家性に富んだ計6作品をリリースしてきた。
宮内氏は「ジブリ美術館はまさにプレミアムランド。日本の文化風土の育成に貢献したい」と協賛の経緯について語った。この特別協賛を受けての公開作品第1弾は、しっかり者で活発な女の子ミミとパンダの親子の愉快な共同生活を描いた1972年のアニメ「パンダコパンダ」(演出/高畑勲、脚本/宮崎駿)。実に36年ぶりの劇場公開となる本作について、中島館長は「1970年代はTVアニメを中心にヒーローものや刺激の強い作品が溢れていた。そんな中、高畑監督と宮崎監督は“日常の中に楽しみがある”と考えた。『パンダコパンダ』は彼らの代表作『アルプスの少女ハイジ』や『となりのトトロ』の原点であり、日本のアニメーションの原点なのです」とPRした。
「パンダコパンダ」は3月15日よりシネマ・アンジェリカ(渋谷)、立川シネマシティ他で公開。また、三鷹の森ジブリ美術館2階ギャラリーでは「パンダコパンダ展」を開催中。宮崎監督による制作当時のイメージボード38点などが展示されている。
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