オダギリジョー主演、キム・ギドク監督最新作の公開が決定!
2008年2月6日 12:00
[映画.com ニュース] オダギリジョーが主演するキム・ギドク監督の最新作「悲夢(ビモン)」(原題)の撮影が1月末に終了、08年中に日本公開されることが決定した。
「悲夢」は、過去の恋人の幻影を追い続ける男と、彼が「夢」の中で出会う美しい少女が織り成す幻想的な切ないラブストーリーで、04年に「サマリア」でベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)、「うつせみ」でベネチア映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した、韓国の鬼才キム・ギドク監督の最新作。共演は「私たちの幸せな時間」で知られる韓国人女優イ・ナヨン。ギドク監督は、昨年「ブレス」(5月3日日本公開)がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭制覇にもっとも近い監督と言われている。
前作「ブレス」で台湾の若手スター、チャン・チェン(「グリーン・デスティニー 」「百年恋歌」)を起用したギドク監督は、「今後も外国人俳優をキャスティングしていきたい」との意向で、日本映画界のスターであり、出演作の多くがカンヌやベネチアといった映画祭に出品されるオダギリに白羽の矢を立てたという。
オダギリは昨年末、11歳年下の女優・香椎由宇との電撃結婚で世間を騒がせたが、その結婚発表の会見の席で、急な結婚発表の理由のひとつに「来年(08年)から海外へ行く仕事が増えて、日本にいることが少ない。彼女も心配でしょうし、安心させたい思いがあった」と、同作の撮影スケジュールがあることも語っていた。
韓国の鬼才監督キム・ギドクと、日本映画界に欠かせない存在となり、公私とも順調なオダギリのコラボレーションが世界でどのような注目を集めるか、完成が楽しみな一作だ。韓国公開は5月の予定で、同月14日~25日開催のカンヌ映画祭で再びコンペ部門を目指すとのこと。
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