ブラッド・ピットが新作スリラーを降板!代役候補にJ・デップの名も
2007年11月26日 12:00

[映画.com ニュース] ブラッド・ピットがユニバーサル製作のポリティカルスリラー「ステート・オブ・プレイ(State of Play)」から降板することが正式決定。理由は脚本の不備により製作が遅れたためだが、製作サイドはピットに対して訴訟も辞さない覚悟だという。
本作は、「ラストキング・オブ・スコットランド」のケビン・マクドナルド監督が、英BBCの同名TVミニシリーズを映画化するもの。議員の愛人の死をめぐるスリラーで、ピットが演じる予定だったのは、事件を調査する中で議員の妻と恋愛関係になるジャーナリスト。議員役を「ファイト・クラブ」で共演したエドワード・ノートン、その妻役をロビン・ライト・ペン、新聞社の編集委員役をヘレン・ミレン、TVレポーター役をレイチェル・マクアダムスが演じるという豪華共演も話題の作品だった。
「キングダム/見えざる敵」のマシュー・マイケル・カーナハンが執筆した脚本を、ピットの進言で雇われた「ボーン・アルティメイタム」「マイケル・クレイトン」のトニー・ギルロイがリライトにあたっていたが、ピットは完璧に仕上がっていない脚本の不備をマクドナルド監督に訴えていたという。ところが、米脚本家組合(WGA)のストライキで、さらなる書き直しは出来ない状況で、ピットはあえなく降板したというのが真相だ。
ユニバーサルの広報はピット降板を認めたが、代役を立てて製作を続行することを表明している。代役候補として、新作スリラー「シャンタラム(Shantarum)」(ミラ・ナイール監督)がWGAストの影響で製作延期されスケジュールが空いているジョニー・デップや、ラッセル・クロウの名を挙げている。
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