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ティム・バートン監督が「不思議の国のアリス」を3D映画化!

2007年11月19日 12:00

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[映画.com ニュース] ティム・バートン監督が、ルイス・キャロルによる1865年の児童文学の名作「不思議の国のアリス」を、ディズニーで3D映画化することが決定した。

バートン監督は「ベオウルフ」同様のモーションキャプチャー・アニメーションと実写アクションを併用させて、白ウサギに誘われてウサギの穴に落ち、人間の言葉を話すチェシャ猫や帽子屋やトランプの札ハートの女王様らのいるファンタジーの世界に迷い込む少女アリスの物語を描くという。脚本はディズニー・アニメのメガヒット作「美女と野獣」や「ライオン・キング」を手がけたリンダ・ウールバートンが担当。ロアルド・ダールの名作児童文学を独特のイマジネーションで映画化した「チャーリーとチョコレート工場」のバートン監督だけに、どんな“ 不思議の国”を見せてくれるのか期待大だ。撮影は08年初頭に開始され、来夏に見込まれる米映画俳優組合(SAG)のストライキの影響を受けない5月までに撮影を完了させる予定だという。

また、ティム・バートン監督は、84年の自身の短編映画「フランケンウィニー」を、ディズニーの長編の3D映画として自らリメイクすることに正式決定。同作は、バートンのお気に入りの31年のジェームズ・ホエール監督、ボリス・カーロフ主演の「フランケンシュタイン」へのオマージュ作品で、交通事故で愛犬フランキーを亡くしたフランケンシュタイン少年が、愛犬を科学技術で甦らせるというもの。こちらは、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」同様のストップモーション・アニメーションになるとのこと。

バートン監督の最新作は、スティーブン・ソンドハイムの名作ミュージカルを映画化した、ジョニー・デップヘレナ・ボナム・カーター主演の「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」で、12月21日全米公開、08年1月19日日本公開される。

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