自殺未遂のオーウェン・ウィルソン、親友ベン・スティラー新作から降板
2007年8月31日 12:00

[映画.com ニュース] サンタモニカにある自宅で自殺を図り、現在、ビバリーヒルズの病院で療養中のオーウェン・ウィルソンが、親友ベン・スティラーの新作「トロピック・サンダー(原題)」(08年7月全米公開予定)から降板することが決定した。
同作は、ベン・スティラーが監督・主演を務めるコメディ映画で、戦争映画に出演している役者たちが、どういうわけか本物の兵士になる羽目に陥るというストーリー。ジャック・ブラックやロバート・ダウニー・Jr.のほか、ウィルソンも端役で出演することになっていた。撮影はすでに6週間前に始まっており、ウィルソンの出番は2、3週間後と迫っていたが、治療を優先させるということでスティラーはウィルソンの降板に同意した模様だ。なお、スティラーとウィルソンは、「ズーランダー」や「スタスキー&ハッチ」「ナイトミュージアム」など8作品で共演している大親友である。
自殺の動機については、元彼女のケイト・ハドソンとの破局が原因ではないかとの噂もあるが、ウィルソンがウェス・アンダーソンと脚本を共同執筆した「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」には、恋人にふられた男(実弟ルーク・ ウィルソン)が手首を切って自殺を図るという場面があり、今回のウィルソンが起こした事件との類似点が指摘されている。
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