汚れ役でイメージチェンジ!チョ・インソン主演「卑劣な街」
2007年8月27日 12:00

[映画.com ニュース] 8月25日より、東京・六本木、大阪・心斎橋にて同時開催中の「第3回韓流シネマ・フェスティバル2007ルネサンス」。そのオープニング作品となる「卑劣な街」の主演チョ・インソンが、映画祭のPRのために来日し、eiga.comのインタビューに答えてくれた。
「卑劣な街」はインソンが今までの優しい貴公子のイメージをかなぐり捨て、野暮ったい成り上がりのヤクザ役に挑んだ意欲作。韓国では200万人を動員する大ヒットを記録した。「自分の中にはもっと違う姿があるはずなのに、それを見せることが出来る作品に出会えませんでした。今回の映画をやるに当たっては、今までやってきたドラマの役とは違う、強いキャラクターを見せることが出来ないかと思っていたんです。そんなときに、ユ・ハ監督(『マルチュク青春通り』)に声をかけてもらったんです」
組織のボスにそそのかされ、汚いやり口で成り上がっていくヤクザ、ビョンドゥを演じるに当たって、「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」「グッド・フェローズ」といったマフィア映画の傑作を見直し、実在のヤクザにも会って取材をしたという。「取材をしたのは、引退したヤクザでしたが、彼から聞いたヤクザについての話よりも、彼の行動、言動を直接観察して得たものの方が大きかったです。ただ、この映画はヤクザを美化した作品ではありません。だからこそ出演したのですが、この映画を見てヤクザになりたいと思う人はいないでしょうね。映画の中の僕は、相当カッコ悪いですから(笑)」
本作に出演したことで、役者として圧倒的な自由を獲得したインソン。新作は、再びユ・ハ監督とコンビを組み、時代劇を撮るという。「これからの僕には、どんな役が似合うでしょうか?」と聞き返す余裕からは、イメージチェンジに成功した役者としての自信がうかがえた。「第3回韓流シネマ・フェスティバル2007ルネサンス」はシネマート六本木、シネマート心斎橋にて開催中。
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