ニコール・キッドマン、次のドラマの共演はレイフ・ファインズ
2007年8月20日 12:00
[映画.com ニュース] ニコール・キッドマンとレイフ・ファインズが、ワインスタイン・カンパニー製作のラブストーリー「The Reader」で共演することになった。業界紙のバラエティ&ハリウッド・レポーター両紙が伝えたもので、ワインスタイン兄弟がミラマックス時代に、オスカー候補作に送り込んだ「めぐりあう時間たち」と「イングリッシュ・ペイシェント」の主演スターの共演となる。
同作は、現代ドイツ文学の旗手ベルンハルト・シュリンクの小説「朗読者」の映画化。15歳の少年ミヒャエルは母親同然の年上の女性ハンナ(キッドマン)に恋をするが、彼女から「何か本を朗読して」と頼まれる。逢瀬を重ねる2人だが、彼女は突如姿を消してしまう。彼女が隠していた秘密は何なのか? やがて第2次大戦後のナチスの軍事裁判の法廷で、ミヒャエルは被告席に立つハンナの姿を見る。
監督は、作家バージニア・ウルフを演じたキッドマンに、アカデミー主演女優賞をもたらした「めぐりあう時間たち」のスティーブン・ダルドリー。脚本もデビッド・ヘア、プロデューサーもスコット・ルーディンと「めぐりあう時間たち」のスタッフが再結集。他のプロデューサーには、同企画を長年切望してきた「イングリッシュ・ペイシェント」「コールド・マウンテン」のアンソニー・ミンゲラと「ザ・インタープリター」のシドニー・ポラック(「アイズ・ワイド・シャット」でキッドマンと共演も)という2大巨匠が名を連ねる。今年9月下旬よりドイツ・ベルリンで撮影開始予定だ。キッドマンは、思わぬ洪水に見舞われて撮影が延びたヒュー・ジャックマン共演の「オーストラリア(原題)」終了後、同作の撮影に参加する。
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