劇団ひとりのベストセラーを映画化した「陰日向に咲く」クランクアップ
2007年8月14日 12:00
[映画.com ニュース] 劇団ひとりの処女作にして、現在までに75万部を売り上げているベストセラーを映画化した「陰日向に咲く」が8月10日にクランクアップ。8月13日、東京・内幸町の帝国ホテルにて製作報告会見が行われ、主演の岡田准一をはじめ、宮崎あおい、伊藤淳史、平山あや、緒川たまき、塚本高史、西田敏行、三浦友和ら出演者と、平川雄一朗監督、市川南エグゼクティブプロデューサーが登壇した。
本作は、日々、懸命に生きながらも、どこか日の当たらない愛すべき人々の姿をユーモアたっぷりに描いた群像劇。10数社による争奪戦の末、東宝での映画化が決定した話題作だ。現在、10月末の完成予定に向けて、ポストプロダクションの真っ最中だが、市川プロデューサーは、「試行錯誤を繰り返し、笑いの中に人生の機微が反映された原作のテイストを生かしながらも、映画オリジナルの要素が加わった絶妙な脚本が出来上がったと自負している。原作が愛されたのと同様に、多くの方に笑って感動してもらえるはず」と自信をのぞかせた。
それに応えてキャスト陣も、「今までとは違う演じ方にチャレンジした」(岡田)、「撮影現場が楽しくて、初日から“この映画は本当に良いものになりそうだな”と思った」(宮崎)と、口々に期待と手応えを語った。「陰日向に咲く」は08年1月公開予定。
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