「日本以外全部沈没」の河崎監督が「トランスフォーマー」をパロディ化
2007年8月6日 12:00
[映画.com ニュース] 06年、SFパニック映画「日本沈没」のパロディ「日本以外全部沈没」を手がけた河崎実監督が、今年はスティーブン・スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督のハリウッド大作「トランスフォーマー」に目を付けた。本家「トランスフォーマー」の公開を翌日に控えた8月3日、河崎監督とスピルバーグの“そっくりさん”が、東京・渋谷の渋谷東急インにて行われた新作「お茶の間トランスフォーメーション」の製作発表会見に出席した。
同作は、身近な家電製品が「トランスフォーマー」さながらに、“トランスフォーム”した珍行動をユーモラスに描く1~2分の短編映像で、携帯電話編、デジタルカメラ編、ポット編などがある。これから“特別編”を手がけるという河崎監督は、「昨年の『日本以外~』で北野武監督から東スポ映画大賞特別作品賞を受賞した。世間ではカンヌ・ベルリン・ベネチアの世界3大映画祭などと言われているが、東スポ映画大賞の方がすごいと思っている。本作も監督生命をかけて製作したい」と意気込みを語った。ちなみに特別編の内容は、「アダルトチックで放送不可能かもしれないが、大島渚監督(の「愛のコリーダ」)のように映像表現の限界に挑戦したい」とのこと。
同席したスピルバーグのそっくりさんは、「100万ドルを費やしてハリウッドのスタジオで製作した」と、嘘かまことか大物プロデューサーよろしく発言していたが、いかんせんスピルバーグ本人よりかなり太めの体格だったため、河崎監督から「こちらのピーター・ジャクソン監督……いや、マイケル・ムーア監督から非通知・着払い(着信人払い)で電話が掛かってきて今回の監督を依頼された」とネタにされ、会場の笑いを誘っていた。
本作は劇場公開作品ではなく、インターネット、電車内モニター、大手家電量販店モニター、TVコマーシャル等で公開される。この夏、映画館の外でお茶目な“トランスフォーマー”たちに会えるかも?
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