劇場公開日 2007年8月4日

トランスフォーマー : インタビュー

2007年8月7日更新

「バッド・ボーイズ」シリーズ、「アルマゲドン」「パール・ハーバー」など、ジェリー・ブラッカイマーとともにブロックバスターを連発したマイケル・ベイ監督が、今度はハリウッドの帝王スティーブン・スピルバーグとタッグを組んで作り上げた今夏最大の話題作「トランスフォーマー」。ブラッカイマーと袂を分かった後、最初に監督した前作「アイランド」の興行的失敗を経て、本作に背水の陣で臨んだ監督に話を聞いた。(聞き手:編集部)

マイケル・ベイ監督インタビュー 「この映画に関しては、批評家たちも好意的なんだよね」

――新作を出す度に批評家たちから叩かれるベイ監督ですが、今回はそれほど叩かれませんでした。リベンジを果たせましたか?

「この映画に関しては、批評家たちもとても好意的なんだよね(笑)。でもそれはリベンジとは違って、もしリベンジ出来たというのなら、前回『アイランド』が批評的にも興行的にも失敗したときに『ああ、もうマイケル・ベイは駄目だ』とか『もうこれでハリウッドのメインストリームには戻れないだろう』とか思った連中に対してだろうね。ただ、今回のアメリカでの大ヒットは自分の予想を遙かに超えるもので、自分でも驚いているんだよ」

――会見で「最初はくだらないロボットの映画なんて作れるかと思っていた」と話していましたが、何が面白くなると思い、製作に踏み切ったのでしょうか?

最初は乗り気ではなかったと言う マイケル・ベイ監督
最初は乗り気ではなかったと言う マイケル・ベイ監督

「まず最初に25人のイラストレーターと一緒に『(ロボットの)ボディはこうあるべき』『目はこんな感じ』といった具合に、1カ月間くらいロボットのデザインをしていたんだけど、それから『パール・ハーバー』でも組んだスティーブ・ヤマモトというビジュアル・スーパーバイザーが入って、処理の早いコンピューターにロボットのイメージを取り込んでアニマティックス(※動画化された絵コンテ)を作ったんだ。まだ完全な形じゃないからロボットの形や細部は汚いんだけど、その映像をスティーブン(・スピルバーグ)や他のエグゼクティブたちに見せてから、事が上手く行き始めたんだ。彼らは一様に『これはクールだ』って驚いていたよ。それでも僕の周囲の友達からは、そのアニマティックスを見て、『何でこんな映画を撮ってるんだ?』『こんな馬鹿な映画作るなよ』『今度はアニメ作るのか?』なんて言われたけど、彼らもこのアニマティックスが現実の映像となることが分かると『ようやくお前のやろうとしていることが分かった』と黙ったんだよ(笑)。観客は常に見たことのない物を求めているんだ」

※コンピューター上で撮影前に一連の映像を作ることが出来るツール、または出来上がった映像の名称

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インタビュー2 ~監督インタビュー:製作の舞台裏、続編は?

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