「スーパーマン」のシンガー監督、次回作はゲイの活動家の伝記映画
2007年7月5日 12:00

[映画.com ニュース] 「スーパーマン・リターンズ」の続編「Superman: The Man of Steel(スーパーマン:鋼鉄の男)」になると思われていたブライアン・シンガー監督の次回作が、ゲイの活動家ハーベイ・ミルクの伝記映画「The Mayor of Castro Street(カストロ通りの市長)」になるという。
同作のプロデューサー、ニール・メロンとクレイグ・ゼイダンの両氏(「シカゴ」「ヘアスプレー」)が、米映画サイトRottenTomatoes.comに語ったもので、シンガー監督は戦争映画「ワルキューレ」の撮影が終わり次第、「スーパーマン」より先に、同企画のプリプロダクションに取り掛かる模様。2人が企画をスタートさせたのは15年前とのこと(当初はオリバー・ストーン監督、ロビン・ウィリアムズ主演)。
ハーベイ・ミルク(1930-78)は77年に米サンフランシスコ市評議員に当選し、全米で初めてゲイであることを公表しながら選挙で選ばれた政治家。翌年、同僚評議員によって射殺されたため、ゲイの権利運動の“殉教者”と讃えられ、数多くのミュージカルやロック音楽の題材になった人物。彼の人生が描かれたドキュメンタリー「ハーヴェイ・ミルク」(84)はオスカーを獲っている。
スーパーマン・ファンにはちょっと残念だが、ゲイだと公言するシンガー監督が、ゲイの殉教者役に誰をキャスティングするか、大いに楽しみだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「ズートピア2」「アバターF&A」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ