イーサン・ホークとウィレム・デフォーとサム・ニールが吸血鬼に
2007年7月3日 12:00
[映画.com ニュース] 「ビフォア・サンセット」のイーサン・ホークが、ホラー映画「アンデッド」(03)を手掛けたピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟が監督・製作・脚本を担当し、間もなくオーストラリアで撮影に入るバンパイア映画「デイブレイカーズ(Daybreakers)」で吸血鬼役に挑むことが分かった。 WENN(ライターズ・エンタテインメント・ニュース・ネットワーク)が伝えたもの。
「ずっと吸血映画をやりたかったし、誰かの首筋を噛んでみたかった」とホーク。「ウィレム・デフォーと僕は冴えない吸血鬼なんだ。舞台は近未来(2017年)で、吸血鬼の僕らは互いの血を吸い合っている状況から逃れて、外国人の血を求める。身代わりになる血を新たに創ろうって寸法さ。それは、現在我々に起こりつつある状況と大いに似ている。本当にダークでヘンテコな話だが、全員が互いの血を吸い合っている世界なんだ」
ちなみにデフォーは、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」(00)で、22年のF・W・ムルナウ監督の「吸血鬼ノスフェラトゥ」に配役され本物の吸血鬼と噂された俳優のマックス・シュレックを神秘的に演じて、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。「デイブレイカーズ」には他に、「ジュラシック・パーク」のサム・ニールも出演。SF映画「ガタカ」(97)で劣性遺伝子を持つ兄を切なく演じたホークが、見るからに“濃い”デフォーとニールを向こうに回して、どんな吸血鬼のイメージを創り上げるか、楽しみだ。
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