STUDIO4℃最新作「Genius Party」完成。菊地凛子、声優業に快感?
2007年6月19日 12:00
[映画.com ニュース] 「鉄コン筋クリート」で世界を席巻したアニメーションスタジオ、STUDIO4℃の最新劇場用アニメで、7人の監督によるオムニバス「Genius Party/ジーニアス・パーティ」の完成披露試写会が、6月18日、東京・秋葉原の東京アニメセンターにて開かれ、監督やプロデューサー、声優として参加した俳優の柳楽優弥、菊地凛子、三上博史、栩原楽人(とちはら・らくと)が舞台挨拶に登壇した。
各々が作りたいものを作る……というコンセプトのもと、10数分程度の短編であるということ以外“制約、ゼロ”状態で作品づくりに挑んだ7人の監督は、福島敦子(ゲーム「ポポロクロイス物語」キャラクターデザイン)、河森正治(「超時空要塞マクロス」監督・メカニックデザイン)、木村真二(「鉄コン筋クリート」「スチームボーイ」美術監督)、福山庸平(漫画「マドモアゼル・モーツアルト」)、二村秀樹(「アニマトリックス」作画監督・設定デザイン)、湯浅政明(「マインド・ゲーム」監督)、渡辺信一郎(「カウボーイ・ビバップ」監督)と、多彩な顔ぶれ。舞台挨拶に登壇した6人(福島監督は都合により欠席)の監督を前に、同席した佐伯幸枝プロデューサー(STUDIO4℃)は「才能のある人たちが制約のない中で作った作品を見たいと思い、正直にものづくりをすることで、作品を見てもらう観客とも誠実なコミュニケーションが取れると思った」と企画意図を説明した。
一方、俳優陣は「声優は初めてだったので緊張したけど、身体を使わないで表現することが面白かった」(柳楽)、「最初はキャラクターの口に合わせるのが難しかったけど、身体を動かしながらやったら徐々に調子が出てきて、それが快感になった」(菊地)との感想を述べた。柳楽と菊地が出演する「BABY BLUE」を手掛けた渡辺監督は、「初めて声優をやる人は、絵に合わせるのが精一杯でうまくいかないときもあるが、2人はとても勘が良かった」と賞賛していた。「Genius Party」は7月7日全国公開で、既に次の7人の監督による「Genius Party2」(08年正月第2弾公開予定)も製作中。来年2月、米ワシントンで開催予定の日本文化を紹介する「ジャパン・フェスティバル」で、第1弾と併せてワールドプレミア上映される。
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