タランティーノを刺激した日本のアニメが実写映画化
2006年11月7日 12:00

「攻殻機動隊」「イノセンス」などで知られるアニメーション製作会社・プロダクションI.Gが00年に手掛けた中編アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写映画化が決定した。11月1日、プロダクションI.Gが発表した。
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は、セーラー服を着た少女が日本刀を武器に吸血鬼と戦うというアクションホラー。クエンティン・タランティーノが、「キル・ビルVol.1」で栗山千明が演じたゴーゴー夕張の元ネタとして引用し、同時に「キル・ビルVol.1」のアニメパートをプロダクションI.Gに依頼するきっかけとなった作品としても知られている。実写映画版は「グリーン・デスティニー」「LOVERS」などのビル・コンがプロデューサーを務め、「フレディVSジェイソン」「SPIRIT」のロニー・ユーが監督、「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のチョン・ジヒョンが主演、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のコリー・ユンがスタント指導・振付にあたる。撮影は07年1月から開始され、08年陽春に公開を予定している。
今回の実写映画化では、プロダクションI.Gがフランスの映画会社パテ社に対して原作の使用許諾を行い、パテ社は約30億円をかけて製作するという。プロダクションI.Gは、作品のリメイク権を販売したのではなく、原作者としての権利は保有しているので、興行収入やDVD販売などから発生するロイヤリティを得ることができ、映画がヒットすればより多くの収益を得られるという。
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