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リュック・ベッソン引退か?「アンジェラ」会見で発言

2006年5月9日 12:00

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アニメの新作が控えるベッソン 実写監督はこれが最後!?
アニメの新作が控えるベッソン 実写監督はこれが最後!?
ニキータ」「レオン」などを手掛けたリュック・ベッソン監督が、6年ぶりにメガホンを取った注目の新作「アンジェラ」。公開を間近に控えた5月8日、丸の内ビルディング・マルチキューブにて、ベッソン監督と主役のアンジェラを演じたリー・ラスムッセンが来日記者会見を行なった。
謎の美女アンジェラを演じたリー・ラスムッセンは、GUCCIの専属スーパーモデルとして活躍する傍ら、自ら監督として短編映画を撮り、さらには写真やデッサンも手掛けるマルチな才能の持ち主。彼女は今作に参加したことについて「女優としても人間としても大変名誉なこと。また、映画監督を志望している身としても、これ以上ないぐらい色々なことを経験させてもらった」と誇らしげに語った。
ベッソン監督は、全編を通してモノクロで描いていることについて「この作品はすべてが“対照”なんだ。女は背が高くて金髪、男は背が低く黒髪。男は全てに怯え、女は何も怖くない。相反するものの象徴として、白黒の画は必須だった。私の初監督作品が白黒で、最後の作品も白黒で描かれたので、ちょうど1周して戻ってきたんだ」と、引退をほのめかすかのような意味深なコメントをした。
これまで様々なヒロイン像を描いてきたリュック・ベッソン監督。21世紀の新ヒロイン・アンジェラも、監督自身の今後も要チェックだ。「アンジェラ」は5月13日公開。

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