リュック・ベッソン引退か?「アンジェラ」会見で発言
2006年5月9日 12:00
謎の美女アンジェラを演じたリー・ラスムッセンは、GUCCIの専属スーパーモデルとして活躍する傍ら、自ら監督として短編映画を撮り、さらには写真やデッサンも手掛けるマルチな才能の持ち主。彼女は今作に参加したことについて「女優としても人間としても大変名誉なこと。また、映画監督を志望している身としても、これ以上ないぐらい色々なことを経験させてもらった」と誇らしげに語った。
ベッソン監督は、全編を通してモノクロで描いていることについて「この作品はすべてが“対照”なんだ。女は背が高くて金髪、男は背が低く黒髪。男は全てに怯え、女は何も怖くない。相反するものの象徴として、白黒の画は必須だった。私の初監督作品が白黒で、最後の作品も白黒で描かれたので、ちょうど1周して戻ってきたんだ」と、引退をほのめかすかのような意味深なコメントをした。