ハリウッド製ゲイシャ映画の出来は?「SAYURI」会見
2005年11月29日 12:00

映画は、ひとりの芸者の数奇な運命と一途な愛を描いたドラマで、12月10日に日米ほか世界同時公開される注目作なだけあり、会場には総計700人の報道陣が詰め掛ける賑わいだった。物語は、主人公さゆりが一途にひとりの男を想い続け、その想いを糧に芸者として成功していくという展開だが、自身の恋愛観を聞かれたツィイーは「恋に落ちたらさゆりのように10年も待てない」と正直な回答。日本人女性を演じた女優陣は「歩き方やおじぎの仕方、お茶の入れ方など、6週間かけて練習した」そうで、そんな彼女らを渡辺や役所が「とてもタフな人たちだ」と賞賛した。
原作は、アメリカ人が書いたとは思えないほどの精緻な花柳界の描写も特徴的だが、そんな原作に忠実に描くことで「西洋では“ゲイシャ”というものが誤解されがちで、その意味を正しく伝えるいい機会だと思った」というロブ・マーシャル監督は、「日本の文化に敬意を払うと同時に、その魅惑的な美しさや神秘性を中心に描けたと思う」と語り、映画の出来にも満足した様子だった。
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