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東京国際映画祭が開幕。高倉健「イーモウ監督を息子にしたい」

2005年10月25日 12:00

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年の差20歳の“親子”です
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10月22日、第18回東京国際映画祭が、六本木ヒルズ、渋谷Bunkamuraをメイン会場に開幕した。
開幕当日は、映画祭のオープニングを飾る「単騎、千里を走る。」のチャン・イーモウ監督と高倉健の会見が行われ、文革後の中国で外国映画として初めて上映された高倉主演の「君よ憤怒の河を渉れ」(76)を観て以来、「健さんは私のアイドルだった」と語るイーモウ監督は、「数多くの会見に参加してきたが、こんなに光栄で興奮する会見は初めて」と心情を吐露。一方、高倉も「来年で俳優生活50周年を迎えるが、そんな節目の年に素晴らしい監督・スタッフと仕事が出来て幸せでした。監督を養子にしたいくらいです」と、イーモウ監督に応えた。
また、同日夕方からはオープニングイベントが開催され、六本木ヒルズのけやき坂にひかれた過去最長250メートルに及ぶレッドカーペットの上を、上映作品の監督や出演者など150人が来場。沿道には6800人の見物客が押し寄せ、登場する著名人に歓声をあげていた。ここでも高倉は注目の的で、レッドカーペットのとりをイーモウ監督と2人で務めると、沿道からはひときわ大きな声援が送られた。国際映画祭への参加経験は何度かあるものの、レッドカーペットは初めて歩いたという高倉は、その感想を問われ、照れ気味に「もう二度と嫌です」と語り、会場の笑いを誘った。東京国際映画祭は、10月30日まで開催中。

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