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カンヌ国際映画祭コンペ部門に、日本からイラク人質事件の作品が

2005年4月26日 12:00

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5月11日に開幕する第58回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の20作品が発表された。日本からは、イラクにおける日本人人質事件をモチーフにした小林政広監督の「バッシング」が決定。またコンペ部門以外で、鈴木清順監督の「オペレッタ狸御殿」が上映されるほか、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」がヨーロッパで初お披露目される。
今年は、ここ数年台頭してきていたドキュメンタリーやアニメーションの姿はなく、パルムドール受賞経験のあるラース・フォン・トリアーガス・バン・サントビム・ベンダースといった、カンヌ映画祭の常連ともいえる監督の新作が多数選ばれた。その他、デビッド・クローネンバーグや、ジム・ジャームッシュ、侯孝賢らの監督作、トミー・リー・ジョーンズの監督デビュー作もエントリーしている。
同映画祭は5月11日から22日まで。審査委員長は、85年の「パパは、出張中!」、95年の「アンダーグラウンド」と2度のパルムドール受賞歴を持つエミール・クストリッツァ監督が務める。コンペティション部門出品作品は以下のとおり。
第58回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品
「Lemming」ドミニク・モル監督(フランス)
ラスト・デイズ」ガス・ヴァン・サント監督(アメリカ)
「Where the Truth Lies」アトム・エゴヤン監督(カナダ)
「Once You're Born You Can No Longer Hide」マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督(イタリア)
「Hidden」ミヒャエル・ハネケ監督(フランス)
「A History of Violence」デビッド・クローネンバーグ監督(カナダ)
「The Best of Our Times」侯孝賢監督(台湾)
「Election」ジョニー・トー監督(香港)
「Broken Flowers」ジム・ジャームッシュ監督(アメリカ)
「The Three Burials of Melquiades Estrada」トミー・リー・ジョーンズ監督(アメリカ)
バッシング小林政広監督(日本)
「Batalla En El Cielo」カルロス・レイガダス監督(メキシコ)
「Kilometre Zero」ヒネル・サリーム監督(イラク)
「シャンハイ・ドリーム」ワン・シャオシュアイ監督(中国)
「Peindre or Faire L'Amour」アルノー&ジャン=マリー・ラリュー監督(フランス)
「The Child」リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督(ベルギー)
「Don't Come Knockin」ビム・ベンダース監督(ドイツ)
「Free Zone」アモス・ギタイ監督(イスラエル)

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