カーウァイ監督の作品「
仕立て屋の恋」は、カーウァイ作品常連の
コン・リーと
チャン・チェン主演で描く少年の初恋物語。監督は「撮影時はSARSの影響で、現場では握手もしないようにしていたが、それが逆に“触れ合うこと”の大切さという作品のテーマに影響を与えた。
コン・リーのプロポーションは、男なら誰でも触れたい、抱きしめたいと思うだろうし、少年と大人の2つの面で語られる本作では、男性役は
チャン・チェンしかいないと思った。もちろん、彼のセクシーなお尻も重要でしたが(笑)」と笑いを交えながら自作について語った。
また、バレンタイン・デーにちなみ、チョコレート贈呈のため来場した
寺島しのぶが「監督の作品は3作の中で唯一ヌードシーンがないが、逆に“見えないエロチシズム”がある」と絶賛。さらに自身の着物姿について「着物はしとやかに見えるが、実は下着をつけないで着るものですから、今日もつけていません」と場内を沸かせた。「
愛の神、エロス」は、シネスイッチ銀座ほかにてゴールデンウィーク公開。