仕立て屋の恋

劇場公開日:

解説

殺人事件の容疑者として浮かび上がった、前科を持つ仕立て屋の男イール。しかし彼は犯人ではなく目撃者だった。孤独な生活を送るイールは、向かのアパートに住むアリスを覗き見ているうちに彼女に恋をし、そしてある日、犯行の現場を見てしまったのだった。監督は「髪結いの亭主 」のパトリス・ルコント、音楽は「ピアノ・レッスン」のマイケル・ナイマン。

1989年製作/80分/フランス
原題:Monsieur Hire
配給:デラ・コーポレーション
劇場公開日:1992年7月17日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第42回 カンヌ国際映画祭(1989年)

出品

コンペティション部門
出品作品 パトリス・ルコント
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)1989 - CINE A - France 3 FILMS PRODUCTIONS - HACHETTE PREMIERE & Cie

映画レビュー

0.5ピーピングトムとゴダイヴァ夫人な訳でしょ?気持悪い

2023年9月25日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
マサシ

2.0悲劇のはずなのに滑稽

2023年9月17日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
セツ

4.0【”人付き合いの苦手な中年男の密やかなる愉しみと、それ故の深い深い哀しみ。”悲し過ぎる「裏窓」ヒューマンバージョンである。中年男が愛した女性を想うが故のラストには涙が零れます・・。】

2023年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
NOBU

2.0監督は「『仕立屋の恋』は、愛の欲望について…『髪結いの亭主』は、欲望の成就を描く…」と語ったが…

2023年3月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

新宿TOKYU MILANOビルに建替られる、
かつての旧新宿ミラノ座ビル内にあった
“シネマスクエアとうきゅう”での
約30年前のロードショー以来の鑑賞。

また、奇しくも同じ原作者による、
ルコント監督作品「メグレと若い女の死」の
公開新聞記事も目の当たりにして
興味深く再鑑賞し始めた。

ロードショーで購入したパンフレットには、
ルコント監督自身の解説として、
「『仕立屋の恋』は、愛の欲望について…
『髪結いの亭主』は、欲望の成就を描く…」
とあった。

恋愛に縁遠い仕立屋が、覗き相手の女性が
寄り添ってきても身を引いていたのに、
彼が積極的になった途端、
犯罪者の恋人との間で気持ちが揺れる彼女に
裏切られて死に至る、という、
何とも哀れな結果の愛の欲望物語だった。

冒頭では、仕立屋は異常人格者かも
との匂わしもあったが、
内向的ではあるが、実は実直で
真面目な人生を送っていたのかも知れない、
覗き見ることになった
向かいのアパートの女性を目にするまでは。

だから、異性関係の薄かった男性が、
たまたまの女性に盲目的に恋心を抱いた悲劇
と言わざるを得ないが、ラストシーンでの
彼の彼女への「少しも恨んでいない…」
という科白と、
逃げて転落死する展開なんて、
とても私の理解を超えているし、
どこにも、そして誰にも
救いのない皮肉なストいーリー展開に、
共感出来る要素は何も無く、
ただただ特異なルコントタッチを
感じたままだけで
鑑賞を終えてしまった印象だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
KENZO一級建築士事務所
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る