「スーパーマン5」の新監督はブライアン・シンガー?
2004年7月13日 12:00

噂通り、McG監督の「スーパーマン5」降板が正式発表された。同作の撮影場所を巡ってスタジオと対立したことが原因で、コスト削減のためにオーストラリア撮影を決定したスタジオに対し、「スーパーマンには東海岸の風景が不可欠だ」として、ニューヨークでの撮影を主張したMcGが監督の座を降りることになった。「1人の映画監督として、別大陸でアメリカのハートを掴もうとするのは、間違っていると思う。スーパーマンこそ、アメリカの美しいものすべてを体現した存在だから」とMcG監督は説明する。一方、スタジオ側は、すでに予算が2億ドル(約215億円)近くに膨れあがっているために、McG監督の要求をのむことができなかった。その結果、ティム・バートンからブレット・ラトナーまで度重なる監督交代を経て、ようやく撮影開始の兆しが見えた「スーパーマン5」が、またも振り出しに戻ることになった。スタジオはあくまで年内のクランクインを目指すとしているが、そのためには新監督の獲得が急務だ。「アルマゲドン」「パール・ハーバー」のマイケル・ベイ監督の名前が噂されているのはご存知の通りだが、さらに、「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガーが監督候補になっているとの情報が入ってきた。シンガー監督が、「スーパーマン」を製作するワーナー・ブラザースのアラン・ホーン社長と会食している姿が目撃されたためで、この席でホーン社長がラブコールを送ったのではないかと見られている。
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