フィンチャー監督が「ドッグタウン」を降板。その理由は?
2003年8月19日 12:00
デビッド・フィンチャー監督が注目作「Lords of Dogtown」を降板した。70年代に新しいスタイルを生み出した実在のスケートボーダーたちをモデルにした作品で、フィンチャー監督はこの作品のために「ミッション・インポッシブル3」を断っていた。降板理由は、製作費の折り合いがつかなかったためのようだ。同作の脚本を執筆したロジャー・エイバリー(「パルプ・フィクション」「ルールズ・オブ・アトラクション」)は、こう説明する。「実はこの作品は『がんばれベアーズ』的な映画で、いつものフィンチャーのタイプじゃないんだ。たぶん彼もそこが気に入って、この企画に興味を持ってくれたんだと思んだけど、打ち合わせをしているうちに、どんどんスケールが大きくなってしまったんだよ。いままで誰も撮ったことのないようなやり方でスケボー・シーンを撮りたいって言い出して、巨大なセットやらVFXやらであっというまに予算が倍増した。で、スタジオ側が青ざめたってことなんだよ。俺としては、ぜひともフィンチャーに撮ってもらいたかったんだけどね」
「Lords of Dogtown」を降りたフィンチャー監督は、現在、ドリームワークス製作の「The Lookout」を検討しているという。「アウト・オブ・サイト」「マイノリティ・リポート」の脚本家スコット・フランクが執筆した作品で、記憶喪失の男が銀行強盗事件に巻き込まれるというサスペンス映画だ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
注目特集
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
注目特集
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
注目特集
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
注目特集
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
注目特集
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
注目特集
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
注目特集
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー