トム・サイズモア、暴行など7件で有罪
2003年8月19日 12:00
元恋人ハイディ・フライスに対する嫌がらせや暴行など、計16件の罪に問われていたトム・サイズモアに15日、有罪判決が下された。有罪になったのは、16件のうち暴力や脅迫など7件について。サイズモアは有罪確定後、10万ドル(約1200万円)の保釈金を支払った。
「ブラックホーク・ダウン」「プライベート・ライアン」などで知られるサイズモアは、かつて高級娼婦あっせん組織の元締めとして「ハリウッド・マダム」の異名を取ったフライスと1年間交際していたが、暴力行為のほか、わいせつな内容の電話を70回以上かけるなどの行為を行ったとされている。裁判では、サイズモアがフライスの留守番電話に残したわいせつなメッセージが公開されたり、フライス自らが暴行された時の様子などを再現。サイズモア自身は証言しなかったが、弁護士は陪審員に対し、フライスが虚偽の発言をしていると訴え、無罪を主張していた。
量刑は10月2日に言い渡される予定。最高4年の禁固刑になる可能性もある。
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