仏セザール賞は「戦場のピアニスト」が6冠
2003年2月25日 12:00

英アカデミー賞が発表される前日の22日夜、フランスで最も権威のある映画賞、セザール賞の授賞式がパリで行われ、外国人監督であるということ、英語作品であるということからノミネートされた時点で議論を呼んでいた、ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」が作品賞、監督賞、主演男優賞、音響賞、美術賞、音楽賞の6部門を受賞した。昨年のカンヌ映画祭で大賞のパルム・ドールを受賞している本作は、英アカデミー賞でも作品賞、監督賞を受賞。米アカデミー賞にも作品賞、監督賞、主演男優賞など7部門でノミネートされているため、オスカーの目玉として一躍注目を集めている。「千と千尋の神隠し」がノミネートされていた外国語映画賞はマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」が受賞。最多12部門でノミネートされていたフランソワ・オゾン監督の「8人の女たち」は無冠に終わった。主な受賞作品は以下の通り。
作品賞
「戦場のピアニスト」
監督賞
主演男優賞
主演女優賞
イザベル・カレ(「Se souvenir des belles choses」)
助演男優賞
ベルナール・ル・コク(「Se douvenir des belles choses」)
助演女優賞
カリン・ビアール(「Embrassez qui vous voudrez」)
脚本賞
コスタ・ガブラス(「Amen」)
外国語映画賞
ヨーロッパ映画賞
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